YOGA ALLIANCE


Yoga Alliance(ヨガアライアンス)は、1980年代にアメリカを拠点に設立された世界最大規模のヨガ協会であり、世界100カ国に90,000名(2021年現在)を超える会員を有する世界最大のヨガ指導者資格団体です。

世界でも日本国内でも最も知名度があり、クオリティの高いインストラクターの養成や教育水準を高めるために、世界共通のスタンダード(ヨガポーズ、呼吸法、瞑想の実践75時間、ヨガ哲学、歴史30時間、解剖学30時間、指導技術や実践65時間)合計最低時間200時間を設定しています。

 

ヨガアライアンス協会が認定する資格の種類

RYT200
①ヨガアライアンス認定200時間(RYT200)
取得者が最も多いライセンスです
認定校(RYS200)にて200時間のプログラムを修了することで資格取得と登録が可能です。
指導経験は、特に必要はありません。
RYT500
②ヨガアライアンス認定500時間(RYT500)
ヨガアライアンスに登録されている500時間のヨガ教師トレーニングを無事に修了した場合、RYT 500として登録することができます。500時間のトレーニングは、1つの学校でプログラムを修了するか、200時間の教師トレーニングと別のRYSからの追加の300時間のプログラムを修了するかのいずれかです。また、RYS 200またはRYS 500のトレーニング後に完了した100時間の教育時間も提出する必要があります。
ERYT200
③ヨガアライアンス認定200時間上級資格(ERYT200)

登録後、E-RYT 200はRYTに継続教育ワークショップを提供することができ、2022年2月までRYS 200のための200時間の教師トレーニングのリードトレーナーになることができます。

教師は、ヨガアライアンスに登録され、トレーニング完了後2年以上を教えた200時間のヨガ教師トレーニングを無事に修了した場合、E-RYT 200として登録することができます。すべてのトレーニング時間は同じ学校から来る必要があり、200時間の要件を満たすために複数のトレーニングを組み合わせることはできません。申請者は、RYS 200でトレーニングを終えた後に完了しなければならないこの指定のために1,000の教育時間を提出する必要があります。

ERYT500
④ヨガアライアンス認定500時間上級資格(ERYT500

E-RYT 500は登録後、他の教師に継続教育ワークショップを提供することができ、200時間、300時間、または500時間の教師トレーニングのリードトレーナーになることができます。

教師は、ヨガアライアンスに登録され、RYS 200でトレーニングを完了してから最低4年間を教えた500時間のヨガ教師トレーニングを正常に完了した場合、E-RYT 500として登録することができます。500時間のトレーニングは、1つの学校でプログラムを修了するか、200時間のトレーニングと別のRYSからの追加の300時間のプログラムを修了するかのいずれかです。申請者は、この指定のために2,000の教育時間を提出する必要があり、そのうち1,500はRYS 200またはRYS 500でトレーニングを完了した後に教えられなければなりません。残りの500時間の指導時間は、RYS 300またはRYS 500でトレーニングを終えた後に教えられなければなりません。
RCYT
⑤ヨガアライアンス認定キッズヨガ(RCYT)について
レジスタード・チルドレンズ・ヨガティーチャー

認定校(RYS200)にて200時間のプログラムを修了し、レジスタード・チルドレンズ・ヨガスクール認定校(RCYS)にて95時間のプログラムを修了することで資格取得を目指せます。(どちらの順序でも可)
指導経験は、RCYT卒業後、30時間以上のキッズヨガの指導経験があることが登録条件とされています。
RPYT
⑥ヨガアライアンス認定マタニティヨガ(RPYT)
レジスタード・プレナタル・ヨガティーチャー(マタニティヨガ)

認定校(RYS200)にて200時間のプログラムを修了し、レジスタード・プレナタル・ヨガスクール認定校(RPYS)にて85時間のプログラムを修了することで資格取得を目指せます。(どちらの順序でも可)
指導経験は、RCYT卒業後、30時間以上のマタニティヨガの指導経験があることが登録条件とされています。

⑦ヨガアライアンス継続教育プロバイダー (Yoga Alliance Continuing Education Provider/ YACEP)

ヨガアライアンス認定のRYT指導者のための継続教育を、講座やワークショップ、トレーニングなどで提供できる先生のことです。

RYT200、RYT500、E-RYT200、E-RYT500などの資格保有インストラクターは最初の登録日から3年ごとに①45時間のヨガ指導と②30時間のヨガ関連トレーニングが義務付けられています。
ヨガ関連トレーニングは、講座、ワークショップ、トレーニングなどで、以下のカテゴリーに関連しているものです。

 

①TTP (Technique, Training, & Practiceアサナ(ポーズ)、調気法、メディテーション、アライメントなど。

②TM(Teaching Methodology) ヨガ指導法、シークエンス、伝授法、ヨガビジネス、アジャストやアシストの仕方など。

③AP(Anatomy & Physiology) 解剖学・生理学、骨格、筋肉、筋膜、ナーディー、チャクラなど。

YPLE(Yoga Philosophy, Lifestyle & Ethics) 歴史、哲学、倫理とライフスタイルの実践、ヨガの系統、生徒へのリレーションシップ、八支則、バガヴァッド・ギーター、ヨーガ・スートラ、古典ヨガなど。