ヨガでは、アーサナ(ポーズ)の種類の中に、
パドマアーサナ(蓮華座)というポーズがあります。
座法の中でも、出来る人出来ない人に分かれる難易度のある
ポーズです。
ずっと練習すれば出来るとか?と言うと、いくら練習しても
出来ないポーズもあり、このポーズもその一つです。
骨格上の、特に股関節の可動域との兼ね合いがあるからです。
大腿骨(だいたいこつ)は、足の付け根から膝までの太ももの筋肉で、人間の骨格の中で一番長い骨で、40㎝ほどあります。
大腿骨頭(だいたいこっとう)は、大腿骨の上端についている丸い部分で、骨盤の一部である寛骨臼(かんこつきゅう)にはまり込んで連結しています。
この連結部分が「股関節」です。
大腿骨頭は約15°前に向かう捻れがあると言われていますが、これは個人差があり、もっと大きく捻れる人もいます。
まずは、ウォーミングアップで、今日の自分の股関節の様子を知りましょう。
股関節が開かないのに、無理をしておこなうと、膝だけが捻れ、半月板を傷める原因になります。
骨格は、人それぞれ。顔も人それぞれ特徴があるのと同じですので、自分の出来る範囲で無理なくおこなえると良いと思います。
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