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シヴァの妻パールヴァティー

シヴァのパートナーであるパールヴァティーは、

母性に満ち溢れた優しい女神。美貌と愛の象徴と言われています。

パールヴァティ―という名前は「山の娘」という意味合いで、

ヒマラヤ山の神の娘です。(ガンジス川の女神のガンガーの姉)

そしてパールヴァティ―はサティというシヴァの前妻の生まれ変わりでもあります。

パールヴァティ―は、シヴァの留守中に、自分の垢を練って人形を作り、そこに魂を吹き込み「息子」とし、入浴中に門番を命じます。そこへ夫のシヴァが戻り、門を入るのを阻止され、怒りから、

息子の首を切り落としてしまいます。それを知ったパールヴァティ―は激怒し、怪物を生み出してけしかけようとしますが、困った神々は彼女の息子を生き返らせる約束をします。シヴァは自分の部下に北へ向かい、一番最初に出会う生き物の首を持ってくるよう命じます。部下が見つけたのは、片方の牙の折れた象でした。

首から上は象の「ガネーシャ」の誕生です。

画像は、左がシヴァ、右がパールヴァティ―、パールヴァティ―の膝の上で抱かれているのが、ガネーシャです。