ヨガのポーズは何種類あるの？

ヨガをやったことがある方は、ヨガには様々なポーズがあるとお分かりだと思います。

 

猫のポーズ、コブラのポーズ、木のポーズ、魚のポーズ、橋のポーズ、山のポーズ、鳩のポーズ、舟のポーズ・・・

 

いったい、ヨガのポーズは何種類あるのでしょうか？

 

正解は、約84,000ポーズほどあると言われています。

 

8万4千という数は、生き物の数を表していて、そもそも

あらゆる生き物の姿かたちを真似ることからは始まっています。

しかし、山のポーズや橋のポーズ、舟のポーズは生き物ではないですよね。

古代インドでは山も、木も、橋も、川も、舟も自然の中の一部としてとらえていたようです。

例えば、写真の中で私がおこなっている木のポーズ、木ってどんな風にそびえたっているのだろう？

細い木もあれば、太くてどっしりした木もあります。大きな風にも揺るぐことのない木、ポキッと枝が折れてしまう木。

 

私は、大地に根を張り、台風にも負けないような1本の木をイメージします。そのためには、地面につく私の足が土台であり、この土台がしっかりと重心を感じていて、そして頭上で合掌した私の手は天に向かって伸びています。私の上体も下半身も体幹を使ってポーズが出来上がります。

 

「ポーズになりきること」ってものすごく大事で、その瞬間、瞬間に集中することが出来ます。

これが「ヨガ」です。新たな気づきを得る手段でもあります。

 

頭の中は常に忙しく動き回っているいる現代人ですが、時にはこんな風に一点に集中することも大切ですよ！